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犬の脂肪酸の種類と特徴、期待できる効果やよくある疑問を解説

犬の脂肪酸の種類と特徴、期待できる効果やよくある疑問を解説

TP犬の皮膚・被毛のために、脂肪酸のサプリメントをあげたいと思っている方は多いでしょう。皮脂の原料になる脂肪酸は、犬にとって大切な栄養素の一つです。

本記事では、脂肪酸の種類や特徴、期待できる効果について解説します。脂肪酸に関するよくある疑問もまとめているため、この記事を読めば脂肪酸の知識を幅広く知ることができるでしょう。

脂肪酸について詳しく知りたいと思っている方や、愛犬に脂肪酸を摂取させたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

脂肪酸とは

犬 脂肪酸 脂肪酸とは「脂質を構成する主要な成分」のことです。脂質は犬が生きていくために欠かせない栄養素であり、主にエネルギー源としての役割と全身の組織を正常に機能させる役割を担っています。

脂質が不足するとエネルギー不足になり、毛艶が悪くなったり、皮膚が乾燥して痒みやフケがみられたりするでしょう。神経や細胞など組織の生成も低下するため、健康な状態を保つことが難しくなります。

なお、脂肪酸にはさまざまな種類があり、それぞれ性質が異なります。脂質を摂る際は脂質全体の量だけではなく、脂肪酸の種類を考えてバランス良く摂取することが大切です。

脂質の主な役割

犬 脂肪 役割 脂肪酸が構成する脂質は、多くの役割を担っている栄養素です。脂質の役割を知って、犬の健康管理に生かしましょう。

ここでは、脂質の主な役割を4つに分けて解説します。

エネルギー源になる

前述の通り、ほとんどの脂質はエネルギー源として活用されます。エネルギー源として活用される栄養素にはタンパク質や炭水化物などもありますが、脂質はこれらの2倍以上のエネルギーを含んでおり、少ない量で多くのエネルギーを生み出せるのが特徴です。

ビタミンの吸収を促す

脂質はビタミンAやD、E、Kなど、脂溶性ビタミンの吸収を促す働きがあります。脂溶性ビタミンには身体機能を正常に保つ作用があり、犬の健康には欠かせません。過剰摂取や摂取不足は犬の健康を害する可能性があるため、適量をバランス良く摂取することが大切です。

皮膚・被毛を健康に保つ

脂質は皮脂の原料になり、犬の皮膚・被毛を健康に保ってくれます。脂質の摂取量が不足すると毛艶が悪くなったり、皮膚病にかかりやすくなったりと、さまざまな問題が起こりかねません。摂りすぎは良くありませんが、適度な脂質は美しい皮膚・被毛に必要です。

細胞膜やホルモンなどを構成する

細胞膜やホルモン、核膜、胆汁酸などは、脂質によって構成されています。食べ物を通じて体内に入った脂質はさまざまな物質に形を変え、血液やリンパの流れに乗って体中をめぐっていますが、このうちコレステロールとリン脂質はあらゆる細胞膜を構成します。

また、一部のコレステロールは脂肪酸と結合し、ステロイドホルモンやビタミンDの原料になるなど、体にとって非常に大切な役割を担っています。

脂肪酸の種類

犬 脂肪酸 種類 脂肪酸は炭素結合の有無により飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸にわけられます。また、炭素数のちがいからも長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸に分類することができ、それぞれ特徴が異なります。ここでは、それぞれの脂肪酸の特徴について解説します。

飽和脂肪酸

飽和脂肪酸とは、炭素同士の二重結合を持たない脂肪酸のことです。主に牛肉や豚肉など動物性の脂肪に多く含まれています。

飽和脂肪酸にはエネルギーを生成する効果がありますが、一方で血中コレステロールや中性脂肪を増やす性質も持っているため、注意が必要です。

不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸とは、炭素同士の二重結合を含む脂肪酸のことです。主に魚やマメ類、オリーブオイルなどに多く含まれており、一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸などの種類があります。

不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールを減らしたり、アレルギー症状を緩和したりする効果があり、不足すると皮膚炎やアレルギーを起こしやすくなるといわれています。

不飽和脂肪酸の種類

犬 不飽和脂肪酸 種類 不飽和脂肪酸は体内で固まりにくく、中性脂肪や血中コレステロールの調整をサポートしてくれる脂肪酸です。そんな不飽和脂肪酸は、さらに「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分類されており、それぞれ多く含まれる食品が異なります。

一価不飽和脂肪酸

一価不飽和脂肪酸はオメガ9(n-9)系脂肪酸とも呼ばれる 、体内で合成できる脂肪酸です。代表的な脂肪酸であるオレイン酸には悪玉コレステロールを減らす作用があり、血栓や心疾患を予防する効果が期待できます。

一価不飽和脂肪酸はさまざまな食品に含まれていますが、オリーブオイルやひまわり油、アーモンドなどに多く含まれています。

多価不飽和脂肪酸

多価不飽和脂肪酸には、オメガ3(n-3)系脂肪酸とオメガ6(n-6)系脂肪酸という2種類の脂肪酸があります。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は全身の細胞膜の原料になるなど重要な働 きがありますが、どちらも体内で合成することはできません。

多価不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と同じく悪玉コレステロールを減らす作用を持っており、その働きは多価不飽和脂肪酸のほうが強いといわれています。

主な必須脂肪酸と効果

犬 必須脂肪酸 効果 必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸には、それぞれ違った特徴があります。ここでは、各種類の代表的な脂肪酸や期待できる効果などについて解説します。

オメガ6脂肪酸

オメガ6脂肪酸はサラダ油やゴマ油に多く含まれる脂肪酸です。代表的な脂肪酸はリノール酸とアラキドン酸で、ペットフードには主にひまわり油やキャノラ油として配合されています。オメガ6脂肪酸には他にもγリノレン酸が含まれますが、皮膚や被毛の健康維持には欠かせないもので、EPAやDHAと同様に抗炎症作用があります。

オメガ6脂肪酸にはコレステロールや中性脂肪を下げる作用がありますが、一方で善玉コレステロールも減少させてしまうという欠点があります。摂りすぎはかえって健康を損なう可能性があるため、注意しましょう。

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸はシソ油などに多く含まれる脂肪酸です。代表的な脂肪酸はαリノレン酸、EPA、DHAなどがあり、ペットフードでは魚油や亜麻仁油などがよく利用されます。

オメガ3脂肪酸には炎症やアレルギー反応を抑えたり、脳細胞を活性化させたりする作用があり、毛艶の健康維持にも欠かせません。オメガ3脂肪酸は脂肪酸のなかでも不足しがちな栄養素といわれているため、意識して取り入れることが大切です。

必須脂肪酸の理想的なバランスは?

犬 必須脂肪酸 バランス 学術的な結果ではありませんが、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の理想的なバランスは人間の場合「1:5~1:10」といわれています。 両者はそれぞれ異なる役割を担っており、どちらかが多かったり少なかったりすると、犬の健康を害する可能性があります。

特にオメガ6脂肪酸の過剰摂取は、アレルギー疾患や血栓症などさまざまな疾患を引き起こす可能性があるため、注意しなければなりません。オメガ6脂肪酸は多くの食品に含まれていることから過剰摂取になりやすく、反対にオメガ3脂肪酸は不足しがちなため、普段からバランスを意識して摂取させることが大切です。

犬の脂肪酸に関するよくある疑問

犬 脂肪酸 疑問 さまざまな役割を担う脂肪酸は、犬の健康維持に欠かせない栄養素です。なかでも必須脂肪酸は病気の予防や治療に対する効果が期待されており、獣医療の分野でも広く注目されています。

ここでは、犬の脂肪酸に関するよくある疑問について解説します。

必須脂肪酸は食べ物以外からも摂取できる?

必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸は、サプリメントでも摂取できます。オメガ3脂肪酸のサプリメントには、サーモンオイルやアマニ油などの種類があり、動物病院をはじめ、市販でも販売されています。

なお、オメガ3脂肪酸は酸化が非常に早く、サプリメントはソフトカプセルで密封してあるものが多いでしょう。

脂肪酸のサプリメントに期待できる効果は?

脂肪酸のサプリメントを摂取することで、皮膚・被毛の健康や関節疾患をはじめ、さまざまな病気の予防が期待できます。

近年の研究によると、オメガ3脂肪酸は関節炎や膵炎、腎臓病、がんなどの予防・治療に幅広い効果を示すといわれています。そのため健康な犬はもちろん、病気治療中の犬に与えるサプリメントとしてもおすすめです。

中鎖脂肪酸はてんかんの犬に良い?

中鎖脂肪酸には、抗てんかん効果があることが分かっています。実際に中鎖脂肪酸を含むオイルを犬に与えたところ、7割の犬で発作の頻度が減少、5割の犬で発作の頻度が半分になったという報告があります。



オメガ3脂肪酸は膵炎や腎臓病の犬に与えてもいい?

オメガ3脂肪酸には、膵炎の予防や腎臓病の進行を防ぐことが期待されています。高脂血症の犬では膵炎や腎臓病を併発するケースも珍しくありませんが、オメガ3脂肪酸による抗炎症作用や悪玉コレステロールを減らす働きは、内臓の負担を和らげ病気の発症や進行を防いでくれるといわれています。

基本的にオメガ3脂肪酸は副作用が少ないと考えられていますが、与える際は念のためかかりつけの獣医師に相談しましょう。

まとめ

犬 脂肪酸 脂肪酸は犬の生命維持に欠かせない栄養素の一つです。一口に脂肪酸といってもさまざまな種類があるため、どれか一つに偏らずバランス良く摂取させましょう。

必須脂肪酸をバランス良く摂取させたいときは、サニメドの「犬用ハイドロライズドプロテイン」がおすすめです。

「犬用ハイドロライズドプロテイン」にはオメガ3脂肪酸であるDHAとEPAを豊富に含むサーモンオイルと、γリノレン酸を多く含むボラージオイルを配合しています。食物アレルギーに配慮し、タンパク質にはアレルゲンになりにくい加水分解されたフィッシュタンパク質を使用。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスも調整しているため、皮膚のバリア機能のサポートに役立ちます。

動物病院専売品のため、興味がある方はぜひかかりつけの動物病院で「サニメドを試してみたい」とお声がけください。

サニメドお試し方法

かかりつけの病院が、サニメドを取り扱っているかご確認ください。

獣医師の先生にご相談ください。

かかりつけの動物病院にてサニメドを使ってみたい旨をお伝えください。もしくは、サニメドへご連絡ください。
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※サニメドは特定の疾病または健康状態にある犬猫の療法食です。一般的な維持食とは異なるため、必ずかかりつけの獣医師の診断と指導の下で給与を開始していただくことをお願いしております。

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