可愛いぽっちゃりに潜む危険?

ぽっちゃり

少しぽっちゃりとした体つき、おやつや食事をねだるつぶらな瞳、可愛くて仕方がないですよね。

私も、獣医師でありながら、ぽっちゃりした犬猫たちが大好きな一人です。このぽっちゃり好きは、生まれたばかりの赤ちゃんを可愛く感じることと同じように、人間の本能に刷り込まれているようです。

ただこのぽっちゃり、病気に繋がる危険があること、ご存じですか?

肥満と関連が示唆されている疾患としては、関節の疾患、心臓の疾患、尿石症、糖尿病などなど…たくさんあるのです。

可愛いぽっちゃりもいいけれど、この辺りで、大切な家族の健康的な長生き、目指してみませんか?

監修獣医師

高橋 宏実
獣医師・ペット栄養管理士

麻布大学 獣医学部 獣医学科卒業。東京都内の動物病院で臨床医として勤務。
その後、獣医師として栄養学をより深く学ぶことで、犬猫の健康を臨床医時代とは違う視点からもサポートできるのではと考え現在に至る。毎日欠かさず動物関係のSNSをみることで日々癒されている。

犬たちは食べることが大好き!

犬たちは食べることが大好き!

犬たちを、食糧が豊富なところに連れて行って放っておくと、ほとんどの子は、お腹がいっぱいになるまで、そして、肥満になるまで、食べてしまうと言われています。そのくらい、食べることが大好き。

理由は彼らの生まれにあります。みなさんもご存じ、犬の祖先はオオカミとされていて、オオカミは集団生活をしていたため、その名残が犬たちにも色濃く残っています。

その一つが、食事のスタイルで、犬たちは周囲に自分の食べ物を狙っている仲間がたくさんいる状態が当たり前だったので、我先に!と無理をしてでも食事を食べてしまう傾向にあるのです。

なので、私たち人間がおやつや食事をあげ続けていたら彼らが自ら食事量をセーブすることは難しいんです。

犬たちの適切な食事をコントロールできるのは、その犬のオーナーさん、あなたしかいないのです。

食事量の決め方

食事量の決め方

さて、それでは早速、食事を適切な量に変えていきましょう。

食事量の計算のポイントは、適正体重をもとに計算することです。

たとえば、太っている10kgの犬と、標準体型の7kgの犬では、左の図の通り、筋肉の量は変わらない、ということがしばしばあります。

人もそうですが、犬の安静時エネルギー要求量(※犬が安静にしている状態で消費するカロリーのこと)は体重ではなく、筋肉量に依存します。

なので、上記のような、10kgの犬と7kgの犬では、体重は違えど、エネルギー要求量は同じ、ということがありえるのです。ということは、太っている子の食事量を現在の体重、あるいは少しだけ軽い体重で計算してしまうと、エネルギー要求量を簡単に上回ってしまい、どんどん太ってしまう…そんなことにもなりかねません。

太っている10kgの犬の適正体重が7kgならば、7kgの犬として、食事量を決定しなければならないのです。(※適正体重は、かかりつけの獣医さんに聞いて、しっかり把握しましょう!)

カロリーを抑えても、量を食べられる食事

カロリーを抑えても、量を食べられる食事

そうなったらこの子どれだけ食事の量が減っちゃうの…と、想像してくらくらしてしまった方も多いのでは?(私はいつも、自分に当てはめて考え、途方に暮れています…)

そこで犬たちにはサニメドがあるのです!サニメドの犬用ウェイトリダクションは、数あるダイエットフードの中でも、100gあたり256.4kcalと、最もカロリーが低いフードの一つです。

100gあたりのカロリーが低いということは、それだけ量を食べられるということ。適正体重で計算しても、元のフードと量は変わらなかった!なんてお声もよくいただきます。

低カロリーの秘密は、食物繊維を強化し、また特殊な脂肪酸を使用しているから。この脂肪酸のおかげで、低カロリーながらも、とても美味しい食事となっています。また、脂肪の代謝に必要な、L-カルニチンも多く含まれています。

動物病院でぽっちゃりを指摘されたなら、ぜひ獣医さんと一緒にサニメドのウェイトリダクションで食事のコントロールをしてみましょう!

しっかり食べて、痩せよう。これがサニメドのウェイトリダクションの想いです。

犬用ウェイトリダクション
動物病院専売 療法食 サニメド

SANIMED

犬用ウェイトリダクション

体重管理を必要とする犬のため、独自の脂肪酸バランスで低カロリーを実現した食事です。